「栄養士を辞めたい」あなたがとるべき、ベストな行動とは?

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仕事をしていると、いやなことやモヤモヤすることが多々ありますよね。
「もう仕事辞めたいな……」と思って転職サイトで求人を探してみている方もいるのではないでしょうか。
今回は、栄養士を辞めたいと思ったときに、どのような選択肢があるのかを紹介します。

栄養士の主な退職理由

まずは「実際に転職したことがある」もしくは「転職を考えている」栄養士が、何を理由に転職を意識し始めたのか? をみてみましょう。

人間関係

退職の主な理由は上司との人間関係がうまくいかず毎日罵声を浴びる日々、過度な労働時間により体力、精神的に疲労し、現在出勤前に嗚咽することもあり、ほぼ鬱状態になっています。
参考:Yahoo!知恵袋「今年に新卒で栄養士になったのですが退職を考えています。」

長時間勤務、業務量

私がこの仕事を辞めたい一番の理由は、労働時間があまりにも長すぎて肉体的にきついからです。 (毎日12時間以上の労働で入社してから休憩時間が全くない、毎日深夜まで仕事をしている、早番が朝4時からで朝が早い、人出が足りないため休みの日にも出勤しなければいけない)
参考:Yahoo!知恵袋「今23歳で病院で委託栄養士をしています。」

業務内容

直営の栄養士の方がメインに献立作成・患者の栄養状態等管理されているので、委託の栄養士はほとんど栄養士としての仕事がなく、パートさんたちと同じ扱いです。納得のいく仕事もさせてもらえず、転職を考えるようになりました。
Yahoo!知恵袋「栄養士をしていますが、転職をしようか悩んでいます。」

このように、仕事を辞めたい理由としては「人間関係」「労働時間や待遇に不満があった」「思っていた業務内容と違った」などが挙げられます。
せっかく専門職の資格をとったのに、栄養士という仕事に嫌気がさしてしまうのは悲しいですよね。

栄養士を辞めたいと思うのは珍しいことではない

仕事で悩みを抱えたとき、「栄養士を辞めたいと思うなんて自分だけではないだろうか」と不安になる方もいるかもしれません。しかし、実際には人間関係や給与、労働時間、仕事内容へのミスマッチなどを理由に転職を考える栄養士は少なくありません。
特に新卒で就職したばかりの時期は、学生時代にイメージしていた仕事とのギャップを感じやすい傾向があります。また、委託給食会社や病院、介護施設、保育園など勤務先によって業務内容や働き方は大きく異なります。
大切なのは、「辞めたい」という感情だけで判断するのではなく、何に悩んでいるのかを整理することです。原因を明確にすることで、今の職場で解決できる問題なのか、それとも転職によって改善できる問題なのかが見えてきます。

栄養士を辞める前に整理したい3つのポイント

勢いで退職してしまうと、転職活動が長引いたり、「もう少し考えてから辞めればよかった」と後悔したりすることがあります。退職を決断する前に、次の3つを整理してみましょう。
まずは「辞めたい理由」です。人間関係なのか、給与なのか、仕事内容なのかによって取るべき行動は変わります。
次に「将来どう働きたいか」を考えてみましょう。栄養相談を中心にしたいのか、給食管理を極めたいのか、あるいは別職種に挑戦したいのかで選ぶべき職場も変わります。
最後に、「今の職場で改善できる余地があるか」を確認してみましょう。部署異動や業務調整によって解決できる場合もあります。退職はいつでもできますが、一度辞めると元には戻れないこともあるため、冷静な判断が大切です。

どうする? 「辞めたい」ときの選択肢

仕事を辞めたいとき、栄養士にはどのような選択肢があるのでしょうか。
今回は3つの選択肢を紹介します。

今の職場を「下積み」だと思って続ける

まずひとつは、「今の職場を下積みだと思って続ける」ことです。
特に新卒で入社して1年未満だったり、転職して日が浅かったりする方については、この選択肢を念頭におく方がよいでしょう。
昨今の中途採用はポテンシャルよりも経験値が評価されやすいのが現状です。転職時の採用面接では「今までの職場でどのようなスキルをつけてきたのか」が重視されます。
きちんとスキル・経験値がある状態であれば、いざ転職をしようと行動した際に、自分がより納得できる進路をつかむチャンスを得やすくなります。
そのため、何か自分でも「この現場にいたからこそできるようになった」と感じられるスキルや経験などを身に着ける下積み・修行だと思って続ける努力が必要でしょう。
ただし、心や体が壊れてしまうような状況の場合はその限りでない……という点は留意してくださいね。

栄養士とは別の職種になる

他にも、「栄養士以外の職種を選んでみる」という選択肢もあります。
転職をしたい一番の理由が何かにもよりますが、「やりたい仕事内容ではなかった」という理由が強い場合はこの選択をすることもよいかもしれません。
仕事内容がガラリと変わって大変な思いをすることもあるかもしれませんが、それも含めて「新しいことにチャレンジしている」とワクワク感を得られるでしょう。
また、栄養士業務の中では得ることが難しいスキルを身に着けるチャンスでもあります。相乗効果でさらなるキャリアアップを目指せるかもしれません。
例えば、ITの知識を得られるような職種を選択すれば、ゆくゆくは栄養士の専門知識とITの知識を生かした仕事を始められます。
将来は起業をしたい、フリーランスで働きたい、と考えている方は、思い切ってこのような選択をするのもよいでしょう。

転職して栄養士を続ける

あとは、「栄養士として転職をする」という選択があります。
同じ職種で転職しても二の舞になるだけだろう……と感じる方もいるかもしれませんが、辞めたい一番の理由が「人間関係」であり「仕事内容・栄養士業務自体は好き」という感情がある場合は、この選択がおすすめです。
栄養士として培ってきたスキルを活かしたい、さらに専門知識・スキルを向上してスペシャリストとしてレベルアップしたい方……という方には、この選択が良いでしょう。
ただし、栄養士が活躍するフィールドは年々幅広くなっています。一言で「栄養士採用」といっても業務内容や業種は様々です。
「自分が何をしたいのか」「将来どのような栄養士になりたいのか」をよく考えて、求人を探すようにしましょう。
転職する前には「がん病態栄養専門管理栄養士」や「食品保健指導士」など、業務に役立つ資格を取得してスキルアップしておくのもひとつの手です。
活躍できる場所を新しく探すうえで、選択肢が広がります。

栄養士として転職するなら知っておきたい主な転職先

一口に栄養士といっても、活躍できる職場は数多くあります。
例えば病院では栄養管理や栄養指導に携わり、保育園では子どもの成長に合わせた献立作成や食育活動を行います。介護施設では高齢者の健康維持を支える役割が求められます。
また、近年は企業の健康経営支援やスポーツ栄養、食品メーカーの商品開発など、栄養士資格を活かせるフィールドも広がっています。
今の職場に不満があったとしても、それが栄養士という仕事そのものへの不満とは限りません。勤務先を変えることで、自分に合った働き方が見つかる可能性もあります。

転職先

主な仕事内容

向いている人

働き方

病院

献立作成、栄養管理、栄養指導、NST活動

臨床栄養に関わりたい人

病院・クリニックで働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

介護施設・高齢者施設

献立作成、栄養ケア計画、食事管理

高齢者の健康を支えたい人

高齢者施設で働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

保育園・こども園

給食管理、離乳食対応、食育活動、保護者対応

子どもの成長に関わりたい人

保育園で働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

学校給食

献立作成、衛生管理、食育指導

土日休みを重視したい人

学校で働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

給食委託会社

複数施設の給食運営、調理補助、献立管理

幅広い現場経験を積みたい人

委託給食会社の魅力って?管理栄養士にリアルな話を聞いてみた

社員食堂

献立作成、食数管理、健康メニュー提案

比較的規則的な勤務を希望する人

学生寮や社員食堂で働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

食品メーカー

商品開発、品質管理、栄養成分表示作成

食品開発に興味がある人

食品メーカーで働く管理栄養士とは?必要なスキル・求人の探し方

ドラッグストア・調剤薬局

健康相談、サプリメント提案、栄養アドバイス

接客や健康支援が好きな人

薬局・ドラッグストアで働く管理栄養士ってどんな仕事をしてるの?

スポーツ関連施設

スポーツ栄養指導、食事サポート

アスリート支援に興味がある人

スポーツ栄養分野で働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

行政機関(自治体・保健所など)

栄養相談、健康づくり事業、地域保健活動

公衆栄養分野で活躍したい人

行政機関で働く栄養士・管理栄養士のお仕事とは?

企業の健康経営部門

社員向け健康支援、セミナー企画

予防医療や健康経営に関心がある人

フリーランス・独立

栄養相談、セミナー講師、SNS発信、レシピ開発

自由な働き方を目指したい人

栄養士の資格を活かせる職場は、病院や介護施設だけではありません。
近年は健康志向の高まりを背景に、食品メーカーやドラッグストア、企業の健康経営分野など活躍の場が広がっています。今の職場が合わないと感じていても、「栄養士の仕事そのもの」が合わないとは限りません。
自分がどのような人を支えたいのか、どのような働き方をしたいのかを考えながら転職先を検討してみましょう。

どうやって素敵な求人を見つける?

では「いざ転職をしよう!」と決意したとき、どのように求人を見つければよいのでしょうか?
求人探しにはハローワークや求人募集のホームページ、知人の紹介などさまざまなルートがありますが、最近は転職支援サイトが主流となっています。
転職支援サイトの良い点としては、キャリアアドバイザーに相談できたり、より自分にあった求人をお勧めしてもらえたりするところです。
応募している企業の情報を提供してくれたり、面接に関するアドバイスをくれたりなど、親身に対応してくれます。転職が初めてで不安……という方は利用してみるとよいでしょう。
ほとんどの転職支援サイトは無料で登録・相談できるので、複数の転職支援サイトを活用することをおすすめします。
栄養士専門の転職支援サイトなどもあるので、色々探してみましょう。

栄養士を辞めたい人によくある質問

Q. 栄養士として働き続けるか迷っています。

まずは何がつらいのかを整理しましょう。職場環境が原因であれば転職によって改善できる可能性があります。反対に、仕事内容そのものに興味を持てなくなった場合は別の職種も視野に入れて検討してみるとよいでしょう。

Q. 栄養士はブランクがあると復帰が難しいですか?

必ずしも難しいわけではありません。実際に、結婚や出産、育児、介護などで一度現場を離れた後に栄養士として再就職する方は少なくありません。
ただし、ブランク期間が長い場合は、衛生管理の考え方や栄養関連制度の変更など最新情報を確認しておくことが大切です。また、職場によっては教育体制が整っているため、復職者向けの研修を実施しているケースもあります。
復帰に不安がある場合は、比較的サポート体制が充実している保育園や介護施設、給食委託会社などの求人から検討してみるのもよいでしょう。転職活動ではブランク期間の理由と、復職後にどのように働きたいかを説明できるよう準備しておくと安心です。

Q. 栄養士は何歳まで転職できますか?

栄養士の転職に年齢制限はありません。実際には20代・30代だけでなく、40代や50代で転職する方もいます。
特に介護施設や保育園、給食委託会社などでは経験者を求める求人も多く、これまでの献立作成や給食管理、栄養指導の経験が評価されるケースがあります。
年齢よりも、これまでどのような業務を担当してきたのか、転職後にどのように貢献できるのかを具体的に伝えることが重要です。

Q. 栄養士から異業種へ転職する人はいますか?

います。営業職、事務職、医療事務、食品メーカー、IT業界などへ転職するケースもあります。

Q. 栄養士は転職回数が多いと不利になりますか?

必ずしも不利ではありません。ただし短期間での離職が続く場合は、面接で転職理由を説明できるよう整理しておくことが大切です。

編集者より

どんな仕事をしていても、いやなことや辞めたいと思う瞬間は少なからずあるものです。
せっかく栄養士という資格を持っているのであれば、それを活かしつつ、自分がのびのび活躍できる環境を考えてみる……というのもよいのではないでしょうか。
周りの人に惑わされずに、自分が納得できる道を選んでくださいね。
栄養士・管理栄養士職へ就職・転職をお考えの方は、ぜひ栄養士ワーカーにご相談ください!
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