40代・50代調理師の転職先とは?経験を活かせる職場と求人選びのポイント

40代・50代調理師の転職先とは?
バナー広告

40代・50代調理師の転職先選びで考えたいこと

40代・50代で転職を考えたとき、「年齢が選考で不利にならないか」「今から別の分野に移れるのか」と不安を感じる調理師は少なくありません。ただ、転職先を決めるときに見直したいのは年齢だけではありません。これまで身につけた調理技術や現場運営の経験を、次の職場でどう活かせるかも考えてみましょう。
調理技術に加え、仕込みの段取り、衛生管理、発注、原価管理、後輩指導など、長く現場で働いてきたからこそ身についた力があります。本記事では、40代・50代調理師に合う転職先を目的別に整理し、求人票で確認したいポイントや経験の伝え方を解説します。

40代・50代調理師は転職できる?

40代・50代からでも、調理師として転職することは可能です。実際の求人には、40代・50代が働く社員食堂、病院、高齢者施設、保育園などの募集があります。ただし、採用されやすさは年齢だけで決まるものではなく、調理経験、シフトへの対応範囲、応募先の人員構成などによって変わります。
40代・50代の採用では、現場を早く覚えて動ける即戦力や、安定した勤務姿勢、周囲への指導力を期待する職場があります。転職では「調理経験20年」と伝えるだけでなく、担当していた食数、料理のジャンル、発注やシフト作成の有無まで説明します。採用担当者も、入職後にどの仕事を任せられるか判断しやすくなります。

40代・50代調理師が転職を考える理由

40代・50代の調理師が転職を考える背景には、給与だけでなく、職場の人間関係や今後の働き方への不安があります。パーソルキャリアの2025年版転職理由調査では、40代・50代ともに「給与が低い・昇給が見込めない」が1位となり、40代では39.6%、50代では31.9%を占めました。40代では「社内の雰囲気が悪い」「尊敬できる人がいない」も上位に挙がっています。
40代・50代に多い転職理由

主な理由

データから見える傾向

調理師の職場で考えられる悩み

給与・昇給への不満

40代・50代ともに転職理由の1位

経験年数や責任が給与へ反映されにくい

職場の雰囲気・人間関係

40代では職場風土に関する項目も上位

厨房責任者との関係、少人数厨房での働きにくさ

仕事内容・キャリアへの不安

仕事内容や昇進・昇給の見通しも転職理由になる

料理長以降のキャリアが見えない、管理業務ばかりになる

雇用の継続性

50代では会社都合の雇用終了も特徴的

定年、再雇用、店舗閉鎖、契約更新への不安

労働時間・体力負担

労働時間への不満は転職理由全体でも上位

早朝・深夜勤務、長時間の立ち仕事、重量物の運搬

※転職理由に関する割合は全職種を対象とした調査であり、調理師に限定した数値ではありません。調理師欄は、職種の業務特性に照らした整理です。
この調査は調理師に限定したものではありません。ただ、40代・50代で転職先を探す際は、現在の給与だけでなく、今後の昇給、職場の人間関係、定年まで続けられる勤務条件も比較材料になります。
調理の現場では、営業時間外の仕込みや片付け、早朝・深夜のシフト、土日勤務などが生活に影響することもあります。厨房内での立ち仕事や食材・調理器具の運搬が続き、40代以降に体力面を考えて働き方を見直す人もいるでしょう。給食調理でも、勤務先によって昼食のみの勤務と朝・昼・夕の3食対応があり、シフトの組み方は大きく異なります。
一方、子育てが落ち着いたため勤務時間を増やしたい、料理長や責任者の経験を活かして収入を維持したいという人もいます。転職理由は「体力的に楽な職場へ移りたい」だけではありません。休日、勤務時間、仕事内容、収入、定年後の雇用など、今後の生活に合う働き方へ切り替える機会でもあります。
「今の職場がつらい」という気持ちだけで求人を見始めると、何を基準に選べばよいか迷いやすくなります。収入を維持するのか、休日を増やすのか、早朝・深夜勤務を減らすのか。今回の転職で変えたいことを先に決めておくと、候補を絞りやすくなります。

目的別に見る40代・50代調理師の転職先一覧

病院、高齢者施設、学校給食、社員食堂、保育園、ホテル、食品工場など、調理師の経験を活かせる場所は一つではありません。「休日を増やしたい」「専門技術を活かしたい」といった転職の目的から、候補となる職場を見ていきます。

転職の目的

転職先の候補

働き方の傾向

体力的な負担を見直したい

セントラルキッチン、クックチルを採用する病院・高齢者施設、食品工場

調理工程が分業されていたり、調理済み食品の再加熱が中心だったりする職場がある

休日を増やしたい

学校給食、保育園、社員食堂

昼食を中心に提供する職場では、土日休みや日中勤務の求人を見つけられることがある

早朝・深夜勤務を減らしたい

保育園、学校給食、社員食堂、食品工場

朝・昼・夕の3食を提供する職場と比べ、勤務時間が日中にまとまっている求人がある

収入を維持したい

ホテル、給食委託会社、スーパーの惣菜部門、食品工場

料理長候補、厨房責任者、製造責任者など、経験を役職へつなげられる求人がある

調理技術を活かしたい

ホテル、レストラン、宴会調理、惣菜開発

和食・洋食・製菓などの専門技術や、メニュー開発経験を活かしやすい

大量調理経験を活かしたい

病院、高齢者施設、学校給食、社員食堂、給食委託会社

食数に合わせた仕込み、時間管理、衛生管理、盛り付けの経験を活用しやすい

責任者・指導経験を活かしたい

給食委託会社、ホテル、スーパーの惣菜部門、セントラルキッチン

発注、原価管理、シフト作成、パート職員の指導経験を役職候補の選考で伝えやすい

60歳以降も長く働きたい

病院、高齢者施設、給食委託会社、社員食堂

幅広い年代が勤務する職場があり、再雇用制度を設けている法人もある

接客業務を減らしたい

給食施設、セントラルキッチン、食品工場

厨房内の調理や製造が中心で、利用者と直接接する時間が少ない職場がある

家庭との両立を図りたい

保育園、学校給食、社員食堂、日勤中心の食品工場

日中勤務や固定時間で働ける求人を選べる場合がある

体力負担を減らしたい人

体力面が気になる場合は、セントラルキッチンから届いた料理を再加熱する職場や、調理済み食品を活用する施設、作業が分業化された食品工場などが候補になります。食材からすべてを調理する職場と比べて、仕込みや加熱調理の工程を抑えられる場合があります。
調理済み食品を使う職場でも、食缶の運搬や食器洗浄を担当することはあります。仕込みや加熱調理が負担なのか、重い物の運搬や洗浄が負担なのかで、確認する場所も違ってきます。

休日を増やしたい人

土日祝日の休みを希望する人には、学校給食、保育園、一部の社員食堂などが候補になります。昼食を中心に提供する学校給食では、土日が休日となる求人を見つけやすい一方、病院や高齢者施設では、朝・昼・夕の食事提供に合わせた交替勤務が中心です。
保育園では土曜保育、社員食堂では勤務先企業のカレンダーに合わせた出勤が入ることもあります。「土日休み」の記載だけではなく、年間休日や月に何回ほど休日出勤があるかまで見ておきたいところです。

収入を維持したい人

収入をできるだけ維持したい場合は、料理長候補、厨房責任者、製造責任者など、これまでの経験を役職につなげられる求人が候補になります。発注、原価管理、シフト作成、新人教育の経験があれば、給食委託会社、ホテル、スーパーの惣菜部門などでも活かせます。
管理経験がなくても、和食・洋食・中華・製菓などの技術を採用条件に挙げるホテルや専門店があります。魚場、焼き場、宴会調理、製菓など、長く担当してきた持ち場で求人を探す方法もあります。

長く働きたい人

50代からの転職では、病院、高齢者施設、給食委託会社、社員食堂など、幅広い年代が働く職場が候補になります。正社員に限らず、定年後に契約社員や短時間勤務へ切り替えられる職場もあります。
入職時に正社員であるかだけでなく、定年後にどの雇用形態へ変わるのか、給与や勤務日数がどうなるのかも確認しておきたいところです。
希望条件に合う調理師求人を探したい方へ
転職先の候補が決まったら、施設形態に勤務時間や役割を組み合わせると、希望に近い求人を絞り込めます。たとえば、同じ高齢者施設でも「日勤中心」と「責任者候補」では仕事内容が異なります。40代・50代が働いている職場でも、食数、人員体制、調理方式、早番・遅番の頻度は求人によって異なります。
職場別の仕事内容を詳しく知りたい方へ

40代・50代調理師が企業から評価される経験

中途採用で評価されるのは、包丁技術や味付けだけではありません。決められた時間に料理を提供する段取り、欠員が出た日の配置変更、食材ロスを抑える発注、後輩やパート職員への指示なども、現場を安定して回してきた経験として評価されます。
調理現場では、予定どおりに作業が進まない日もあります。予約数や食数の変更、納品の遅れ、急な欠勤があった日に、作業の順番や担当をどのように組み替えたかも振り返ってみてください。料理長や厨房責任者の経験がある人は、発注・在庫管理、原価調整、シフト作成、新人教育なども棚卸しの対象です。
料理長や責任者を経験していなくても、長く同じ持ち場を任されてきたことは立派な経験です。魚の下処理を毎日担当していた、食材の状態を見ながら火入れを変えていた、ピーク前に複数の料理を仕上げていたといった仕事は、すぐに代われるものではありません。和食・洋食・中華・製菓などの専門分野や、長く担当してきた持ち場も整理しておきましょう。
給食調理の経験がある人は、担当していた食数、食形態、調理方式、衛生管理の範囲も振り返ります。発注、検品、下処理、盛り付け、配膳、洗浄のうち、どこまで担当していたか、アレルギー対応食や治療食を扱ったかによって、活かせる求人が変わります。
経験を棚卸しするときは、次の項目に分けると整理しやすくなります。
  • 経験年数と料理のジャンル
  • 担当していた持ち場や調理工程
  • 一日に提供していた食数
  • 厨房に入っていた人数
  • 発注、在庫管理、原価管理の経験
  • 後輩やパート職員を指導した経験
  • アレルギー対応食、治療食、介護食の経験
  • 使用していた大型調理機器
  • 欠員や食数変更に対応した経験

これまでの経験

活かしやすい候補

面接で伝える内容

飲食店のランチ営業

社員食堂、学校給食、給食委託会社

短時間で複数品を仕上げた経験

料理長・副料理長

厨房責任者、店長候補、複数拠点管理

原価・発注・シフト・教育

和食・洋食の専門技術

ホテル、専門店、宴会調理

持ち場、扱える食材、調理法

大量調理

病院、高齢者施設、学校給食

食数、人数、衛生記録

食形態対応

病院、高齢者施設

刻み食、ミキサー食、治療食の経験

40代・50代調理師が面接で意識したい伝え方

採用担当者が知りたいのは、経験年数の長さだけではなく、その経験を応募先でどう活かせるかです。「調理師として20年間働きました」で終わらせず、担当業務や役割を具体的に伝えましょう。
たとえば、「朝食の仕込みからランチ営業まで担当していた」「魚場を10年間任され、下処理から焼き物まで行っていた」「欠員の日は持ち場を組み替えて提供時間に間に合わせた」と伝えると、普段どのように動いていたかが見えてきます。管理経験がある人は、発注、新人指導、シフト作成など、調理以外に任されていた業務も加えてください。
面接では、これまでの実績だけを並べても十分ではありません。「前職ではこうしていた」と話した後に、「入職後はこの職場の手順を覚えたい」と添えると、経験を押しつける印象を避けられます。

こんな態度や発言に注意しよう

  • 前職のやり方を正解として押し通す
「前の厨房ではこの方法で問題ありませんでした」と以前の方法を押し通すと、応募先のルールに合わせにくい印象を与えます。まずは現場の手順を理解する姿勢を示しましょう。
伝え方の例

「前職とは異なる部分もあると思いますので、入職後は現場の手順を確認しながら覚えていきたいです」

  • 衛生管理や計量調理を軽く見る
「感覚で味付けできる」「火の通りは見れば分かる」といった発言には注意が必要です。給食施設では、経験年数にかかわらず、定められた分量や温度、記録方法に沿って作業します。
 伝え方の例

「これまでの経験はありますが、計量や温度管理など、施設で定められた基準に沿って作業します」

  • 年下の上司や他職種からの指示を受け入れにくい態度を見せる
転職先では、年下の厨房責任者や栄養士から指示を受けることがあります。年齢や経験年数ではなく、職場内の役割に沿って連携する姿勢を伝えましょう。
 伝え方の例

「年齢や経験年数にかかわらず、担当者の指示を確認し、栄養士やほかのスタッフと連携して進めます」

  • 希望条件や前職への不満ばかりを話す
難しい勤務条件を伝える場合は、対応できる範囲もあわせて説明します。「深夜勤務は難しいが午前6時からの早番には対応できる」など、働ける条件が分かる伝え方にしましょう。
伝え方の例

「深夜勤務は難しいのですが、午前6時からの早番には対応できます。これまでの大量調理経験を活かし、仕込みから提供まで担当したいと考えています」

求人票で確認したいポイント

月給や休日数だけでは、厨房の忙しさまでは分かりません。同じ100食でも、3人で作るのか、洗浄担当を含めて5人で作るのかで負担は変わります。求人を見るときは、次の5項目を確認します。

食数

朝・昼・夕でそれぞれ何食を提供するのかを確認します。最大食数だけでなく、食事ごとの食数が分かると、仕込みや提供時の忙しさを判断しやすくなります。

人員体制

時間帯ごとに何人が厨房へ入るのか、正社員とパートの内訳、欠員時の応援体制を確認します。「厨房スタッフ5人」が在籍人数なのか、一日に勤務する人数なのかでも実態は変わります。

調理方式

食材から調理するクックサーブか、調理済み料理を再加熱するクックチルかを確認します。食材から調理する仕事を続けたい人は、汁物、副菜、行事食など、現場で手作りする範囲も聞いておきましょう。

早番・遅番

早番の開始時刻、遅番の終了時刻、担当頻度を確認します。早番と遅番が固定されているのか、週ごとに切り替わるのかも生活リズムに影響します。
関連リンク:調理師の早番勤務はきつい?メリット・デメリットと働きやすい職場の選び方

定年制度

定年年齢、再雇用の上限、再雇用後の雇用形態・給与・勤務日数を確認します。50代では、入職時の条件だけでなく、定年後に同じ勤務地で働けるかも見ておきたい項目です。

40代・50代調理師が転職を成功させるために

求人を見始める前に、今の職場から何を変えたいのかを整理しておくと、条件の違いに迷いにくくなります。ここからは、応募先を決めるまでの流れを6つに分けて紹介します。

1.転職で変えたいことを整理する

現在の職場で負担になっていることと、今後も続けたいことを書き出します。「深夜勤務はやめたいが、食材から調理する仕事は続けたい」「月給が少し下がっても、土日のどちらかは休みたい」など、変えたいことと残したいことを別々に書き出します。

2.譲れない条件を決める

40代は、現場調理を続けるのか、責任者を目指すのかで選ぶ求人が変わります。50代は、入職時の条件に加えて、定年までの年数や再雇用後の働き方も確認しておきたい時期です。

年代別に確認したいこと

40代で確認したいこと

  • 現場調理を続けるか、責任者を目指すか
  • 給与と休日のどちらを優先するか
  • 未経験分野へ移る場合の研修体制
  • 今後10〜20年のキャリア

50代で確認したいこと

  • 定年までの年数
  • 再雇用後の給与と勤務日数
  • 早番への通勤手段
  • 重量物や洗浄作業の範囲
  • 正社員以外も含めた雇用継続性
40代は、現在の働きやすさだけでなく、その職場でどのような役割を目指せるかも確認しておきましょう。50代は、正社員として採用されるかだけで判断せず、定年後の給与や勤務日数、契約更新の条件まで含めて見ると、長く働ける求人を選びやすくなります。

3.候補となる求人を複数集める

最初から一つの施設形態に限定せず、希望条件に合う求人を複数集めます。たとえば日中勤務を希望する場合は、保育園だけでなく、学校給食や社員食堂、日勤中心の食品工場も比較対象になります。

4.求人票にない情報を面接や見学で確認する

求人票で確認できなかった作業範囲やシフトの運用は、面接や職場見学で質問します。厨房の作業動線、スタッフ同士の声かけ、使用している調理機器なども、実際に働く姿を考える材料になります。

5.内定後に労働条件を再確認する

入職を決める前に、給与、勤務時間、休日、勤務地、雇用形態などを書面で確認します。面接で聞いた内容と雇用条件通知書に違いがないかも見ておきましょう。

6.必要に応じて転職エージェントを活用する

自分だけでは条件を絞れないときは、調理師や給食業界の求人を扱う転職エージェントへ相談する方法もあります。食数、早番の回数、欠員時の応援体制など、求人票に書かれていない内容を応募前に確認できる場合があります。
紹介された求人へ必ず応募する必要はありません。自分の希望と異なる場合は、合わない理由を伝えて、別の候補と比較してください。
年収が上がっても、早番と遅番の切り替えが増えたり、洗浄や運搬の負担が重くなったりすれば、希望どおりの転職とは言い切れません。半年後も無理なく働いている姿を想像できるかまで、応募前に確かめておきたいところです。

40代・50代調理師の転職に関するFAQ

50代未経験でも給食業界へ転職できますか?

飲食店での調理経験を応募条件として認める給食求人もあります。給食業界へ移ると、計量調理、中心温度の記録、食札の確認など、飲食店では担当していなかった作業を覚えることになります。未経験者向けの研修期間と、最初に誰から教わるのかを面接で聞いておくと安心です。

転職すると給与は下がりますか?

給食未経験として一般の調理職へ移る場合、前職より月給が下がることはあります。料理長や主任の経験がある人は、厨房責任者や指導担当など、経験を給与へ反映しやすい求人も候補です。月給だけでなく、賞与、固定残業代、早朝手当、年間休日を並べて比較してください。

調理師免許があれば採用に有利ですか?

調理師免許を応募条件とする求人へ応募できますが、免許だけで採用が決まるわけではありません。担当食数、調理分野、衛生管理、発注・在庫管理などの実務経験も整理して伝えましょう。

50代で正社員を目指せますか?

50代が応募できる正社員求人もあります。ただし、55歳で入職して定年が60歳の場合、正社員として働けるのは5年です。再雇用後に契約社員へ変わるのか、給与や勤務日数がどうなるのかまで確認しておきましょう。

求人票だけでは分からないことは、面接や職場見学で何を聞けばよいですか?

求人票に食数や勤務時間が書かれていても、一人あたりの仕事量や詳しい作業範囲までは分からないことがあります。面接や職場見学では、次のような質問をしておくと、入職後の働き方をイメージしやすくなります。
  • 昼食時は何食を何人で担当しますか
  • 欠員が出た場合、ほかの厨房や事業所からの応援はありますか
  • 野菜は未処理の状態で納品されますか、それとも下処理済みですか
  • 洗浄や配膳は調理担当も行いますか
  • 早番と遅番は固定ですか、それとも交替制ですか
  • クックチル導入後も、現場で手作りする料理はありますか
  • 再雇用後は給与や勤務日数、担当業務が変わりますか
  • 責任者候補は、調理と管理業務をどの程度ずつ担当しますか
すべてを一度に質問する必要はありません。体力面が気になる場合は食数・配置人数・洗浄作業、勤務時間を見直したい場合は早番・遅番、長く働きたい場合は再雇用後の条件など、転職で変えたいことに関係する項目を優先して確認しましょう。
職場へ直接聞きにくい内容がある場合は、転職エージェントを通して確認する方法もあります。食数や人員体制だけでなく、欠員時の応援体制や責任者の業務範囲まで分かれば、求人票の条件と実際の働き方とのギャップを減らしやすくなります。

まとめ

40代・50代調理師の転職では、年齢だけで可能性を狭める必要はありません。調理技術に加え、大量調理、衛生管理、発注、原価管理、後輩指導など、積み重ねてきた経験を活かせる職場があります。
同じ病院や社員食堂でも、食数、人員体制、調理方式が違えば一日の忙しさは変わります。40代は今後どの役割を目指すか、50代は定年後にどの条件で働けるかまで見ておきたいところです。月給や施設名だけで決めず、「このシフトと仕事内容を続けられるか」という目線で応募先を比べてみてください。

参考サイト

調査対象期間:2024年7月~2025年6月
公開日:2026年2月16日
※全職種の転職者を対象とした調査であり、調理師に限定した結果ではありません。
栄養士・管理栄養士職へ就職・転職をお考えの方は、ぜひ栄養士ワーカーにご相談ください!
電話で相談バナー